
2026年05月01日(金曜日)
千葉県東庄町の気鋭書家そうせつさんの書下ろし作品を毎月掲載しています。
どうぞお楽しみください。

「働」
この字は日本で生まれた「国字」という部類に入ります。
人が動く、と書いて働く。
いかにも日本人らしい字という気がしませんか?
現代、富の格差などがよく言われますが、これは人が動かずに生まれている富というのが大部分な気がします。
人が動ける量というのは限りがあります。
もちろんそれ以外に頼ることを否定しているわけではありませんが、人の知らぬところで富が生まれるというのは歪(いびつ)な構造を産みかねない、なんて思ったりもします。
働く=傍(はた)を楽にすること、なんて表現をしたりもしますが、これまた日本人らしい。
働くことは何か目的を叶えること、であれば大きく踏み外すことも無い気がします。
AIの進歩が目覚しい現代、近い将来、人間が働かなくてもいい時代が来ると予想されていますが、もし仮にそうなった時、私たちはどう感じ、どう暮らすでしょうか。
はたして幸せの量は増えるのか減るのか。そんなことは哲学者にでも任せておけばいい、いやいや、する事がなくなったら人類皆哲学者になるのかもしれませんよ…
あるいは完全に考える力を失うか…
…ちょっと怖い話?になってきましたね(笑)
さておき、しばらくはこの漢字通りの「働く」日々は続きそうなので、みなさんお身体を大切に、目的のため、身近な人(傍・はた)のため、働いていきましょう!
まだまだ働き盛りのため、勢いよく書いてみました!笑