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浄土宗の教え

浄土宗のよりどころ ~浄土三部経~

浄土宗の教えのよりどころとなっている経典は、「浄土三部経(じょうどさんぶきょう」といいます。

『無量寿経(むりょうじゅきょう』『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』『阿弥陀経(あみだきょう)』の三つの経典です。

法然上人が膨大な仏教経典の中から選定されたものです。

「浄土三部経」は、大変分量の多い経典ですので、日常のお勤めでは、この中でも教えの要となる一節を読んでお勤めしています。

浄土三部経の内容

○無量寿経(むりょうじゅきょう)

阿弥陀如来がすべての人々を救うために建てられた極楽浄土と、人々を救うために示された四十八の本願(お誓い)について説かれた経典です。

○観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)

阿弥陀如来の極楽浄土と、仏・菩薩を観想(心に思い描く)する方法、そして煩悩を断ち切れない私たち凡夫は、阿弥陀如来のお名前を称える南無阿弥陀仏のお念仏によって極楽浄土へ往生できることが説かれた経典です。

○阿弥陀経(あみだきょう)

阿弥陀如来の極楽浄土が、この上もなく素晴らしい世界であることが説かれ、六法諸仏(あらゆる世界の無数の仏さま)が、浄土宗の念仏の教えが正しいことを証明し、お念仏を称える人々を護ることが説かれた経典です。