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2022年10月15日(土曜日)
取材記事<青空と緑に映える彼岸花>
秋のお彼岸シーズンは、まだまだ厳しい暑さが続き、空の天気も変わりやすい季節です。 暦の上では 9 月23日が秋分の日(祝日)ですが、来迎寺では秋分の日の前後1〜2週間のなかで天気や都合の良い日にお参りに来られる檀家さまが多い印象です。
すると気になるのが水場周りの管理状態ですが、来迎寺では檀家の皆さまの手によって常に季節のお花が用意されており、きれいな状態に保たれています。
今回、春分の日につづき秋分の日の管理墓地の様子と、秋色に変わりつつあった境内の景観を撮影してきましたので、どうぞご覧ください。
<2022年、秋。取材日当日は黄色のお花が用意されていました>
<前住職のお墓。後側には彼岸花が咲き誇っていました>
<本堂向かって左側の「森林エリア」>
<本堂向かって右側の「青空エリア」>
<源氏三将軍の墓(記念碑)>
お彼岸という季節の変わり目。森林に囲まれた自然豊かな「来迎寺」は、住宅地や街中では感知できない「季節の小さな変化」を存分に感じとることができます。
来迎寺の境内も、遠目で見るとまだまだ鮮やかな緑が映える夏の景色ですが… 近くに寄ると木の上の葉から色が変化しはじめて秋の気配が感じられました。
<来迎寺境内>
<葉の上部から黄色に染まり始めた樹木>
<本堂と青空に映える秋の木々>
「緑」と「黄色」の葉が混ざり合う木々。 ただ見ているだけで気持ちが落ち着く、豊かな森林に囲まれた「来迎寺」の秋でした。
(取材日:2022 年 9 月 23 日)
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<取材を終えて>
秋のお彼岸といえば「彼岸花」。晴れた日の青空に映える鮮やかな赤い花を見ると「夏が終わり、今年も秋が来たんだなぁ」なんてことを実感します。当たり前のことが当たり前ではない感覚といいますか、「普通の日々」に感謝する気持ちが芽生える。今回の取材の終わりに、個人的な感覚ではありますが「彼岸花」には“意識を整える“、そんなイメージを持ちま した。
“秋分の日“のお墓参りは、“春分の日“と比較すると静かに行われている印象がありましたが、 ご先祖さまに思いを馳せながら、内観する時間を与えられている行事であるように思います。
(取材・編集・執筆/Communication Smoothie)
■広報担当(取材・執筆者)
来迎寺の広報活動のお手伝いをしているコミュニケーションスムージーです。広報業務(情報発信)代行業、広告・宣伝物のデザイン業を行っています。