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来迎寺だより

2023年03月28日(火曜日)

取材記事

【来迎寺だより】来迎寺、春のお彼岸 2023

来迎寺、春のお彼岸2023

<本堂の脇に植えられている桜が開花していました>

2023年、春。今年の彼岸入り十八日はあいにくの雨でしたが、翌日は快晴。澄んだ青空が頭上に広がり、来迎寺の墓地は春の陽気に包まれていました。

(写真左)境内側から見た墓地 / (写真中央)澄んだ空気と広い空 / (写真右)来迎寺墓地入口

<春季の雨上がりの境内は「頭上に広がる青空」と「森林の緑」と「建築物や土の茶色」が色濃く映えます>

春のお彼岸は新しい季節の始まり

来迎寺の墓地は、檀家さんがいつでも自由に訪れることができ、ご先祖さまへの感謝と供養をすることができます。そのためか、普段から、お墓にはお花やお供えものが添えられています。

それでも、お彼岸の期間(春分の前後7日間)は特別。ご近所に住む檀家さんをはじめ、 遠方からも身内の方々がお見えになって、多くの人がいっせいに集まるこの期間は、日本の仏教文化や歴史を感じられる機会でもあります。

(写真左)水場 / (写真中央)森林エリア / (写真右)お地蔵さん

<水場の花壇からも春の訪れを感じられます>

墓地の水場にある花壇には、四季折々の美しい花々が植えられています。誰かが丹精込めて植えてくださっているこの花壇もまた、来迎寺に訪れた人々を魅了する場所の一つとなっています。

来迎寺の歴史を感じる遺跡

来迎寺では、檀家さんのお墓のほかに、歴代住職のお墓、現住職(36世)の先代住職(35世)である岩波家のお墓、水子供養墓、徳川家康の養女・おふうの方のお墓、源氏三将軍の供養塔があります。これらのお墓は来迎寺で供養・管理していますが、地域の方々がお花をお供えくださっていることもあるそうです。この日も、春の陽気の中、きれいな仏花がお墓の周りを彩っていました。

(写真左)源氏三将軍の供養塔 / (写真中央)おふうの方の墓 / (写真右)前住職が眠る墓

<墓地の奥に建つ来迎寺本堂>

豊かな自然に囲まれた来迎寺は、非日常的な時間や空間が過ごせるだけでなく、歴史や文化を身近に感じることもできる寺院です。

住職メッセージ「日本人の心に根付く彼岸行事を大切にしましょう」

お彼岸にあたり住職よりお言葉を頂戴しました。みなさまどうぞお受け取りください。

お彼岸は春と秋の 2 回あります。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もありますように、季節の変わり目にあって日本人の年間行事として根付いています。

普段からお墓参りをされている方も、お彼岸のお墓参りは特別なものを感じるのではないでしょうか。

こうした日本人の心に根付いている行事を、これからも大切にしていきたいものです。

また、お墓参りの際はぜひ本堂のご本尊様にもお参りくださいますようお願い申し上げます。


(取材日:2023年3月19日)

***

<編集後記>

新しい季節の始まりにある春のお彼岸。お墓参りは先祖を偲び、感謝の気持ちを伝えることが目的ですが「自分の人生についても考えるきっかけにもなる」と改めて感じました。

ご先祖がいるから自分がいる。ここまで歩んできた人生を振り返り、現在地点を見つめ直す。ほんの数分でも、自分と向き合う時間ができるということは、今の時代、貴重なことだなぁと思います。

源氏、徳川家ゆかりの古刹「来迎寺」は、日常の中でふと思い立ったときにいつでも訪れることができる寺院です。直接のご先祖さまのお墓がお近くにない方も、気軽に足を運んでみてください。

(取材・編集・執筆/Communication Smoothie)


広報担当(取材・執筆者

来迎寺の広報活動のお手伝いをしているコミュニケーションスムージーです。広報業務(情報発信)代行業、広告・宣伝物のデザイン業を行っています。


静寂のお寺で学ぶマインドフルネス瞑想教室」のご案内

2023年4月15日(土)9時から10時15分

2023年5月20日()9時から10時15分

2023年6月17日()9時から10時15分

2023年7月15日()9時から10時15分

■場所 来迎寺 本堂

■参加費 1,000円 

■お申し込み方法 お電話またはメールにてご予約ください 

TEL. 0478-83-9319 

Mail. info@raikoji.com