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来迎寺だより

2023年07月28日(金曜日)

取材記事

【来迎寺だより】大河ドラマ「どうする家康」鑑賞とともに楽しむ。来迎寺と徳川家をつなぐエピソードPart2

来迎寺で供養している酒井忠次の娘「おふう」の墓

<「松平外記頭伊昌乃室 ふう」の墓>

来迎寺で供養している「おふう」さんの実父は、大森南朋さん演じる「酒井忠次」

現在放映されているNHKの大河ドラマ「どうする家康」では、来迎寺に縁がある人物 「おふう」のお父さんが登場しています。

おふうの父は「酒井忠次」という名前で、 俳優の大森南朋さんがその役を演じられています。

<「酒井忠次」を演じているのは俳優の大森南朋さん>

「酒井忠次」は、家康の天下統一を支えた「徳川四天王」の一人として大変有名ですが、その存在感は4人の中でも別格です。

おふうの父「酒井忠次」は、
▷ 徳川家康の叔父である
▷ 家康より15歳年上で、家臣団および四天王の中で最年長(他の3人は全員20歳以上離れた年下)
▷ 徳川家の筆頭家臣として、徳川家康を生涯に渡って一番近くで支えてきた人物

また、徳川家臣団のリーダーとして数々の戦いを勝利に導き、家康だけでなく、織田信長など他国の戦国武将からも一目置かれる存在であったようです。

大河ドラマで再現されている「酒井忠次」は、勇敢で明るく和やかな人柄

大森南朋さん演じる酒井忠次は、家康との対話や、家臣団とのやりとり、戦闘シーンなどに登場し、物語の展開に大きく関わっています。

史実の上でも、常に家康のそばにいて家康を助け、家康の絶大な信頼があったことは間違いないでしょう。

大河ドラマの制作チームは、酒井忠次の役を通じて歴史的なエピソードを再現し、視聴者に魅力的なストーリーを提供しています。

なかでも「えびすくい」という宴会芸が話題です。 この「えびすくい」は実在したものとして伝承が残っており、NHK公式YouTuneチャンネルの中で、以下のエピソードが紹介されています。

“家臣たちが強敵に弱気になっていた時、家康様は忠次を呼び「えびすくひ」の狂言せよ」と命じられた。
忠次の妙技に一同爆笑。恐怖の心も消えた(徳川幕府の歴史書「徳川実紀」より)“

[歴史探偵] 徳川四天王・酒井忠次について 大森南朋さんインタビュー | NHK https://www.youtube.com/watch?v=MK7ymQnhjw8

徳川家康の側近で、徳川家臣団のリーダーでもあるという立場ですが、自ら率先して芸を披露して場を和ませることも多かったとされ、親やみやすく人を喜ばせることが好きな温かい人柄が感じ取れます。

<出典>
・酒井忠次役の大森さんインタビュー記事 (https://www.nhk.or.jp/nagoya-blog/1400/472034.html

・和楽 WEB(https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/202140/

***

<編集後記>

来迎寺の鐘楼堂裏に眠る「おふう」さん。NHK大河ドラマ「どうする家康」が放送されている今年、来迎寺でも“旬の話題“としてちょっとした盛り上がりをみせています。

来迎寺では「徳川家の養女」としてご紹介することが多かったですが、大森南朋さん演じるおふうの実父「酒井忠次」を見ていると、家康との関係性が思った以上に濃いものであったことに驚きました。

ドラマをきっかけに酒井忠次を知った方も、元々ご存知だった方も「徳川家康を一番近くで支えた家臣【酒井忠次】の娘・おふう」のお墓に手を合わせにお越しいただければと思います。

どなたさまもお気軽に足をお運びください。

(取材・編集・執筆/Communication Smoothie)


広報担当(取材・執筆者

来迎寺の広報活動のお手伝いをしているコミュニケーションスムージーです。広報業務(情報発信)代行業、広告・宣伝物のデザイン業を行っています。


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