ホーム > 取材記事
2021年12月01日(水曜日)
取材記事■広報担当(取材者)
こんにちは!
コミュニケーションスムージーです。広報業務(情報発信)代行業、広告・宣伝物のデザイン業を行っています。
来迎寺の広報活動のお手伝いをしています。
これから、来迎寺の行事の取材記事や、テーマを決めた特集記事を発信していきます。
ぜひご覧ください。
先日(11 月 15 日)、来迎寺にて十夜法要が行われました。昨年度の法要は緊急事態宣言中 だったこともあり規模
を大幅に縮小し住職一名体勢でしたが、今年は住職他、近隣寺院住職 2名による計3名で、少しだけ元に戻して実施されました。
この日は日差しがあたたかく気持ちの良い⻘空の中、50名近い方々がご参拝に訪れていました。
行事の進行は静かに、しかしながら、ご参拝の皆様お知り合い同士で小さく談笑もあり。厳格過ぎない和やかな雰囲気で行われるのが「来迎寺」の魅力です。
■十夜法要とは浄土宗寺院で行われる秋の念仏法要です。
十夜法要について詳しくはこちら↓をご覧ください。
以下写真にて当日の法要の様子・雰囲気をお伝えしていきます。
どうぞご覧ください。
この日、来迎寺にお集まりいただいたみなさまとともに、ご先祖さまへの感謝の気持ちを込めて、住職方によりお念仏供養が行われていきます。
会場内はお念仏が静かに響きます。終始目を閉じ拝まれている方や、時折小さな談笑も交じえながらリラックスした様子の方がいらっしゃったりと、みなさん思い思いの気持ちでお 参りされていました。
*** ■住職法話(要約) ただいま令和3年度来迎寺十夜法要を勤めさせていただきました。 本日は、十夜法要にご参加いただきありがとうございました。 最近の新型コロナウイルスの感染者は落ち着いているようですが、何かと安心できない日々が続いております。 このような中でも、法要にご参加いただき、お念仏をご供養いただきますことは大変有難いことでございます。 コロナ禍で、嫌というほど聞かされた言葉がございますね。 不要不急の外出をお控えください。 毎日のように言われておりました。 コロナ禍で、お寺に行くのをためらってしまうこともおありだったと思います。 どうぞ、ご安心ください。 浄土宗の教えに不要不急はございません。 このように、法要にご参加いただき、お念仏をご供養いただきますことは、必要不可欠なことであります。 皆様のご先祖様へのご供養、とても大切なことであります。 そして、この私たちもまた、ご先祖様のいらっしゃる極楽浄土へ往生をさせていただく立場であります。 そのために、お寺での法要でお念仏にご縁を結んでいただくわけでございます。 どうぞ、日々の生活の中でも、南無阿弥陀仏のお念仏の生活をお送りくださいますようお願いいたします。 それでは、結びにあたりまして、 皆さまと共に南無阿弥陀仏のお念仏をご回向いただきまして、 本日の十夜法要に添えさせていただきたいと存じます。 ***
住職法話を受け取り、最後に住職方をお見送りして、令和3年度来迎寺十夜法要は無事終了となりました。
<取材を終えて> 今回初めて取材に入らせていただき十夜法要を体験しましたが、お念仏が心の雑念を緩和 してくれて「いまここ」の精神状態に導いてくれるような効果を感じました。お寺とお念仏 によるマインドフルネス体験。特別詳しい知識がなくても年齢を重ねた大人の脳にはダイレクトに響く。お寺で聞くお念仏は、精神統一するにはもってこいの「効果音」と「空間」 なんだなと思いました。 なお、通常時は、法要の後に「落語」など参拝者のみなさまに楽しんでいただけるような催しが行われているとのことです。コロナが落ち着いたら再開されるそうなので気になった方は来迎寺の SNS アカウントをフォローして要チェックです! (取材・編集・執筆/Communication Smoothie)