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来迎寺だより

2025年10月01日(水曜日)

今月の書 ~来迎寺有縁の書家そうせつ~

千葉県東庄町の気鋭書家そうせつさんの書下ろし作品を毎月掲載しています。
どうぞお楽しみください。

今月の書

書家そうせつコメント

「月影の いたらぬ里は なけれども ながむる人の 心にぞすむ」

法然上人の歌です。
月影とは月の光、ここでは阿弥陀如来の慈悲の光を表しています。
この光は全ての人々を照らしています。が、それは、眺めることをしなければ、決して気づくことはありません。
こちらの意識が必要というわけです。

せっかくの慈悲の光も、我々の「気づこう」という意識がなければ、無いも同然となってしまいます
そういう事って、結構日常でもありますよね。

それこそ先日、庭の角にあるサルスベリ(百日紅)の花が咲いているのを満開になってから気づきました。
「アレ?こんなに綺麗な花だったっけ?」と思う始末…。いかに今まで意識していなかった、というわけですね。

日常の小さな変化になかなか気づけなかったり、ずっとあるものに気づけなかったり、はたまた無くなってから気づくこともしばしば。
かと思えば、些細なことで傷ついたり、人間は敏感なんだか鈍感なんだか分かりませんね。

歌の方に戻りまして…
つまり、慈悲の光は誰しもに振りそそいでいるわけですから、
是非こちらからアクションをとりましょう。
月を見たらこの歌を思い出してみて下さい。