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2022年02月15日(火曜日)
■記事テーマ「お寺と休息」 ■編集/コミュニケーションスムージー 2022年2月15日
来迎寺便りの特別編集記事。“シリーズ「お寺はあなたを待っています〜新時代。お寺時間のすすめ」“
全6回にわたってコラム形式でお届けします。
現代人にとって慌ただしい毎日はもはや日常。
慌ただしい日々を過ごしていると、心が疲れてしまうことはありませんか?
心が疲れていても、ついつい気付かぬふりをして過ごしがちですが、
心が疲れたな…と感じたら意識的に休むようにしたいものです。
まずは体をやすめる。
休むことそのものが、まずはとても大切です。
そしてもうひとつ。
「心が疲れた時の過ごし方」を意識してみましょう。
心が疲れた時は、どのように過ごせばよいのでしょうか?
何を考えて何をするかで休息の質や心の状態は大きく変わります。
「気分転換したい」、「気分を落ち着かせたい」など、疲労回復後のイメージに合わせて、
自分はこれをすると楽しい!リラックスできる!というものを
いくつかを持っておくといいかもしれません。
例えば、身近なところで気軽に手軽なところでサクッと楽しめる方法として、
好きなゲームや映画鑑賞を自宅で楽しむのも休息方法の1つですね。
でも、ここでぜひともおすすめしたいのは、「お寺での休息」です。
お寺は、ゆったりとした時間や「非日常」の空気を感じられる場所として、
とてもおすすめです。
***
お寺で休息というのは、一般的にはあまり馴染みがないかもしれません。
でも、実はお寺好きの間では普通に行なわれていたりするんです。
「お寺の迷惑になるのでは?」、そう考える人もいるでしょう。
でも大丈夫です。
実はお寺は、みなさんが関心を持ってくれて足を運んでもらうのがとても嬉しいものなのです。
お寺は法事やお葬式やお墓まいりの場所だけではなく、
信仰の場所、人々の拠り所であり、やすらぎの場所なのです。
心が疲れた時にいやしを求めて行くのには最高の場所なんです。
お友達と来てもいいですし、一人で来て静かに過ごすのもいいですね。
<<お寺によっては、忙しくて対応できないなどの理由で訪問をお断りしているところもあるので、
事前に確認してから足を運ぶことをおすすめします>>
ご安心ください。
理由もなく訪問を拒むお寺はありません。
檀家さんだけではなく、だれでも自由に受け入れてくれるのがお寺なんです。
そうは言っても、さすがにお寺はお祭り騒ぎをするのには不向きですので、そこはご注意を。
それでも、最近ではより開かれたお寺を目指して、
一般の方が訪れやすいような企画や、
イベントを行っているお寺も増えてきていますので、
ぜひお住まいの近隣のお寺の情報をチェックしてみてください。
お寺から、思わぬ出会いや世界が広がっていくかもしれません。
新時代。お寺はあなたを待っています!
▶︎第2回記事はこちら
【 ほっと一息つける場所で心に休息を 】
▶︎第3回記事はこちら
【 森林の自然と空気感を全身に浴びる贅沢】
▶︎第4回記事はこちら
【 来迎寺と竹の歴史をなぞりながら参道を歩く。非日常空間の癒し】
▶︎第5回記事はこちら
【合掌の意味と、その心。なぜ人は手を合わせるのか?】